学会出張

第49回日本臨床神経生理学会学術集会参加のため福島に行ってきました。

日本てんかん学会は約半数が小児科医(小児神経科医)なので知った顔も多いのですが、日本臨床神経生理学会は脳神経内科や精神科といった成人診療科の先生が多く、われわれ小児神経科医は少数派です。

しかしその分普段は聞けない先生方の講演を聴講できるので非常に新鮮で勉強になります。
特に、本学会は専門技師教育にも力を入れておりますので、専門技師による検査技師向けのセッションも多く、これが大変勉強になるのでこっそりと紛れて聴講しています。

今回面白かったのは、神経生理検査機器の原理、検査時の注意点や検査のコツ、小児の検査における注意点やコツなどの教育講演です。
開院後、一緒に働いて下さる技師さんたちに少しでも学んだことを還元していき、患者様のためによりよい検査を実施していければと思います。