開業準備そのものに関する投稿は久しぶりな気がします。今日は本当にブログ的なとりとめのない話題を。
私は昔からコンピューターやインターネットが好きで、比較的そっち系は強い方だと自負しております。このホームページもそうなのですが、専門的な医療機器以外のシステム化に関してもできるところは自分でやってしまうことで、利便性を向上させつつ節約もしてしまおうと考えています。
ホームページ制作や予約システム、その他ハードウェアやソフトウェアの選定と導入、さらには初期設定などの導入費用や維持管理費など、割と大きな金額が動きますので、そこを節約できればより患者様に直接役に立つ設備に投資ができると思います。
さて、開院すると電子カルテを導入するわけですが、それにあたって院内では診察室、面談室、検査室、受付、院長室などで複数台のパソコンを使用することになります。
極力すべてのパソコンのあらゆる設定を同期して運用したいと考えており、そのひとつに日本語入力のユーザー辞書の同期化があります。
プライベートでは長らくGoogle日本語入力を使っていますが、現時点でユーザー辞書のクラウド同期はできません。以前「開発版」の機能として加えられた時期もあったのですが、今はまた同期できなくなってしまいました。
Macの場合はアプリケーションデータにアクセスして、ユーザー辞書フォルダにシンボリックリンクを作成してDropboxのようなクラウドアプリで同期する方法もありますが、MacとWindows間の同期となるとちょっと面倒なことになりそうです。。
何か良い方法がないか、またATOKをはじめとするほかの日本語入力で良いものがないかと探していたところ、このような記事を見つけました。
ATOKは月額料金はかかりますが、10台までユーザー辞書の同期ができる上、最新版の広辞苑などのクラウド辞書が使用でき、文脈に即した変換精度が高いということです。
現在無料試用中ですが、確かに変換精度が高く、難しい人名も変換できることも多く、Google日本語入力のようにネットスラングなどが変換上位に来ることもなく、仕事で使うには確かに良さそうです。
開業準備中の今のうちから使い倒して、ユーザー辞書を鍛えて単語登録もしっかりしておけば、開院後にはすべてのパソコンで快適に入力ができるのでは、と目論んでおります。